賃金を評価することは、良い判断または悪い判断ではありません。むしろ、その力(労働力)が果たした業務の足跡が評価で、速さ・正確さではなく、どれだけ頑張ったか、一生懸命に取り組み成したかを重視します。
平均支給額は、1時間当たり230円 (令和3年支給実績) 毎月の売上から必要経費(原材料費など)を引いた金額を支給しています。
アリストランプ「就労継続支援B型」は、障がい者が就職・就労を継続するための支援で、時給は個人の働き方と成果に基づいて決まります。支援内容は個人に合わせて行われ、支援者と個人が協力して最適な働き方を見つけます。自立した生活や社会で働くために必要な技術を身につけるための重要な支援方法です。障がい者自身が自己実現を達成するためには、この支援を活用することが大切です。
ボーナス・工賃を平等に分配するため、売上に対する「貢献度」を評価基準としました。貢献度を計る主な指標は^①~④です。
① 作業点数 ② 生産性(スピード) ③ 作業態度 ④ 直近3ヶ月の合計労働時間 (出勤日数の割合、遅刻・早退の合計数など)
ボーナスは工賃の平等配分するための1つの工夫です。「頑張ったなぁ~」「また3か月挑戦しよう」というプラスの循環を期待しています。
ご自身のペースで働くリズムをつけていき、就職を目指していけるところです。また、期限も関係なく、短期~中長期的計画で就職を目指す方もいる一方で、就職を希望しない方もいます。そのため、ボーナスの評定基準は、工賃を平等に配分するための基準であるとお考え下さい。
ボーナスの評価を気にするあまり、無理をし続けて体調を崩してしまう事が無い事を願っています。